種別:　古本 タイトル:　パリ・貧困と街路の詩学―1930年代外国人芸術家たち 著者:　今橋 映子 出版社:　都市出版 発行年:　1998年 説明: 株の大暴落による不況と、ナチスの占領などの危機の状況下でのパリで活躍した芸術家や写真家たちに焦点をあて、1930年代のパリを解きあかそうとする本でありアンドレ・ケルテス、マン・レイ、ブラッサイ、アジェなどの写真家や、パリの場末の雰囲気を惹かれたヘンリー・ミラーなどの作家などが出てきます。印象的な文章を引用します。 「ケルテスのパリが、どちらかといえば「民主的で、自由な、開かれた公共の場」であると意識されるのに対し、ブラッサイのパリが「神秘的で、なかば隠れ、閉じられた、私的で、危険な」空間であると見るのは、きわめて妥当な見解であろう。」 コンディション:B カバー上部折れ。カバー裏汚れ。 コンディションについて A: 新刊並みにきれい。 B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。 C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。 D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。 E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。