種別: 古本
タイトル: 絵本のこと歌のこと
著者: 木島始、梶山俊夫
出版社: 晶文社
発行年: 1974年
説明:
これは、児童文学の本です。
絵をみながら、声にだして本を読んでもらう、たいへん小さな子どもたちのころから、じぶんで文字をならいおぼえたり、親や先生の助けをかりたりして、じぶんの好きな本に夢中になっていく年代から、...... せいいっぱいの反抗をして、じぶんで働いて、冒険にとびだしていって、大人たちとちがう、じぶんたちだけの経験を噛みしめる不安さのつみかさなりから、 いろんなものを汲みとって、表現を新しくしている文学、また、そういう子どもたちに向けて書かれ、拒絶されたり無視されたりすることが多くても、ときには本当に子どもたちの心にしみとおっていくにちがいない文学、口つたえの歌から書かれた物語にいたる文学、他に適当なことばがないので児童文学といわれている、その広くて深いひとつの文学領域にふれて、わたしが、ほぼ二十年近くあちらこちらに書いてきた文章を集めた本です。
(本書の木島始さんの「あとがき」の文章より)
コンディション:B
表紙擦れ、縁擦れ、しみ、下部角破。天しみ。最後の見返しに古本シール剥がし跡あり。
コンディションについて
A: 新刊並みにきれい。
B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。
C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。
D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。
E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。