種別: 古本
タイトル: 絵本 博物誌
著者: 渡辺紳一郎
出版社: 四季社
発行年: 昭和33年
説明:
週刊朝日の編集長だった末松濤君とアサヒ・グラフの編集長だった伴俊彦君が、「週刊」と「グラフ」に埋草用の小さな欄を併号私に割いて好きなことを書かしてくれた。古今東西もろもろのことに興味を持ちたがるのが私の癖、それに暗澹たる占領下にあって、少しでものん気に構えてみようという一種の捨ばちの気分もある。また時勢に対する皮肉や風刺も、ちょっぴり入れて何かしら書いた。
葉書ほどの欄だから長いものは書けない。さりとて、短すぎるものは、いささか水増しせざるを得なかった。内容が長いもの短いものを同じ欄に収めるのだから、悪平等で、舌たらずの言い足らず、また余計な、へらず口もあろうというわけ。皮肉、風刺で、その時かぎりの物も多いので、 今度、一冊にまとめるために筆を加えた。
(本書の「あとがき」より)
コンディション:D
箱入り。箱擦れ、汚れ、角傷み。本体焼け、しみ、汚れ。背焼け強い。天焼け。ページ焼け。
コンディションについて
A: 新刊並みにきれい。
B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。
C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。
D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。
E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。