
種別: 古本
タイトル: 老舗 美と心
著者: 駒敏郎
出版社: 創造
発行年: 昭和52年
説明:
いくつかの老舗を訪ねてみて心を衝たれたのは、当然のことながら商いというものの厳しさだった。 突きつめていえば、「良い物を売る」 そして「売り勝つ」という一点を見据えた老舗の目には、おそろしいほどにひたすらなものがある。
老舗はただその一事だけのために、何百年もかかって技術を製品を商法を磨き上げてきたのである。衝たれたもうひとつは、そのようにして磨き上げられたものがおのずから具えた美しさだった。
そうした有形無形の美を、京都・大阪・奈良を中心に、その周辺の地域の老舗から抽き出してみようと思った。
(本書の「はじめに」より)
コンディション:C
保護のためのビニールカバー付。カバー上部折れ、擦れ。ページ焼け。最後の見返しに古本値段シール剥がし跡あり。
コンディションについて
A: 新刊並みにきれい。
B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。
C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。
D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。
E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。