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海外短波放送を聞こう

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種別: 古本 タイトル: 海外短波放送を聞こう 著者: 金子俊夫、小林良夫 出版社: 日本放送出版協会 発行年: 昭和51年 説明: インターネットの前の、世界の「いま」の情報が得られるラジオの短波放送。夜中に海外の短波放送にダイヤルを合わせて、かすかに海外の言葉が聞こえてきたときの高揚感を思いだしました。そんな高揚感を最近味わうことあるかなと考えてしまいます。 (以下、本書の「まえがき」より)  すべてが寝しずまった深夜―空はすっかり澄みきって,世界中のメッセージが乱れ飛んでいる。 白夜の北欧から、 凍てつくシベリアから、灼熱のアフリカから・・・・・・。 あるいは地球の裏側の南米から, 青い。海とふりそそぐ太陽の南太平洋から, 硝煙のにおいのする中近東からまだ見ぬ遠い異国の, 真新しいニュースや民族色ゆたかな音楽をのせた電波が, 夜のなかにたたずむあなたに語りかけてくる。  ためしにトランジスタラジオを短波 (SW) にスイッチオン。 ダイヤルをできるだけゆっくりまわしてみよう。  「ピロピロピロ」 「ザァーザァー, ガァー」  こんな音に混じって, 日本の放送局とは一味ちがう海外放送が、 時には普通の放送のようにはっきりと, 時には雑音のかなたに消え入りそうなほどにかぼそく、次から次へとキャッチできるに違いない。  電波の状態が良い日なら, アルプスを越えてくるヨーデルとか、インドのシタールの調べ, 現住民が叩くタイコの音, 情熱的なサンバのリズムなどで、あなたの部屋はうずまってしまう。 同じ英語でもスペイン訛り, オーストラリア訛りのあることも発見できる。 スワヒリ語,ネパール語, アルメニア語といった耳にする機会の少ない言葉だって聞こえるはずだ。  世界のどこかが夜になると, 別な国は朝になる。 日本では夜8時なのに、ロンドン BBC放送は、 「この放送が終ると昼食の時間です」 と話している。 ラジオ・ネーデアランド (オランダ)の人気番組「ハッ「ビー・ステーション」 は, 「みなさん, お早よう, こんにちは、こんばんわ」という挨拶ではじまる。 世界の時差が、実感としてせまってくるのだ。  「ロンドン郊外シルバーストーン近くのクラークさんの犬,キャシーが池におぼれかかった2才の少年を助けた。 キャシーはオスの3才,泳ぎは犬かきだった……」  新聞には絶対に載らないこんなトピックスに,その国に住んでいるような錯覚に陥ちいることもある。 アメリカのVOA放送で, ロックのニュー・ヒットを聞き, ひとかどの音楽通になることもできる。  偶然にも現地放送で「パレスチナ ゲリラ大使館襲撃事件」 をキャッチ, 国際事件記者のスリルをあじわえるかもしれないのだ。  趣味としてだけではない。 欧米では, 短波で世界の動きを知ることが教養人の常識になっている。 日本でも、数はすくないけれど, 書斎に高級短波ラジオをセット, 世界情勢の変化をいちはやく察知してる会社の重役クラスがいる。  すべてが寝しずまった深夜 短波はあなたの旅だちを待っている。さあ、1台の短波ラジオをたずさえ, 私たちと一緒に, 「世界電波旅行」に出発してみませんか。 コンディション:D カバー上部折れ、擦れ、焼け、汚れ、裏表紙下方大きく破れ。三方焼け&しみ。ページ焼け&しみ強い。 コンディションについて A: 新刊並みにきれい。 B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。 C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。 D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。 E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。

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