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ルアー釣り入門

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種別: 古本 タイトル: ルアー釣り入門 著者: 釣朋会編 出版社: 日本文芸社 発行年: 昭和54年 説明:  釣り人の数は、いまや一千五百万人をかぞえるという。 なのに都会付近の釣り場は全く貧弱。それも、年々荒廃の一途をたどっているのが現状だ。だがこれに反し、相も変らず釣り人の数は、ウナギのぼりにふえるほう.........。 それだけに、美しい大自然に抱かれようとする、郷愁にも似た人の心の憧れが、痛いほどに感じられる。  かつて自分の周囲に存在した美しさが、無秩序に破壊された社会的貧困のなかで、大自然への憧れが強調された結果と見るのは、皮肉だろうか。  確かに、ルアー釣りだけを考えてみても、地方には素晴らしい釣り場が無数に存在する。 大都会付近に住む釣り人にとって、まさに垂涎の釣り場といって良いだろう。 釣り人最後の楽園とも思えるほどだ。 だがしかし、この素晴らしさに甘え、 人間共が傲慢に振舞えば、 楽園はたちどころに荒廃してしまうだろう。 そして悪いことに、荒廃しはじめたら止まる所を知らない。恐ろしいほどの速さで感染大地をむしばみ、 人の心をもむしばんでしまう。 公害汚染、河川の改修、ダムの建設など、 人為的弊害に比べれば、釣り人の釣る魚の数などは、たかが知れている。だが謙虚さを忘れ、他の釣りの ようにいま百尾釣れるからといって、がむしゃらに釣りまくったら、やはり明日の釣り場はない。  私は自分の釣りの旅のなかで、こうした多くの釣り場を全国いたるところで目撃し、体験した。 そして残念なことに、素晴らしさを誇る地方の釣り場に、いま地域的にではあるがその兆しが見えてきている。  結果だけを求めず、また結果を恐れず、楽しみだけを優先させるルアー釣り。 スポーツ・フィッシングとしての内容を持つ価値あるルアー釣り。 これこそが、我々の子孫へも大いなる楽しみを残す唯一の方法ではないだろうか。  そんなことを痛感する昨今である。 (本書の「あとがき」より) コンディション:C カバー上部折れ、擦れ、焼け、汚れ強い。背上部折れ、焼け。三方焼け&しみ。ページ焼け。 コンディションについて A: 新刊並みにきれい。 B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。 C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。 D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。 E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。

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