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フェリックス・ホフマンの世界―父から子への贈りもの~生誕100年記念

4,200円

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種別: 古本 タイトル: フェリックス・ホフマンの世界―父から子への贈りもの~生誕100年記念 著者: 小さな絵本美術館/編 出版社: 小さな絵本美術館 発行年: 2011年 説明: 日本では、フェリックス・ホフマンは「おおかみと七ひきのこやぎ」「ねむりひめ」などの絵本作家として広く知られていますが、彼の絵本はわが子への贈り物として作られたものが後に出版されたも のです。 ホフマンは1911年4月18日アーラウに生まれました。 バーゼル美術学校で少し学んだ後、ドイツのカールスルーエにある州立美術学校で木版とイラストレーションを学び、ベルリンの国立自由応美術学校で銅版を学びながら、石版印刷や銅板印刷の現場で多くを見、 経験を重ねました。その後、故郷のアーラウにもどり、中学校の美術教師として26年間を過ごします。 1945年、長男ディーターが生まれる時、2歳の三女スザンヌが百日咳にかかり、生まれた弟や姉たちにも会えず、ひとりで過ごさなければならなかった彼女をなぐさめるために作った絵本 「おおかみと七ひきのこやぎ」 がホフマンの絵本作りの始めでした。 スザンヌに 「おおかみと七ひきのこやぎ」の物語を聞かせ、アトリエで毎日1枚か2枚の絵を描いてやりながら出来上がったものです。 「ねむりひめ」は、次女クリスティアーネへ贈られたものです。 彼女は、6歳のときに結核にかかり、町から遠く離れたサナトリウムにひとりで療養に行かなければならなくなりました。 そんな彼女 をすこしでもなぐさめようと、いつもホフマンが話してきかせていたグリム童話の中で、 彼女がいちばん好きだった話に、 彼女の大好きな猫をいっぱい登場させて持たせた絵本なのです。 「ラプンツェル」 は、 お父さんの絵本をどうしても欲しかった長女のサビーネへの9歳の誕生日プレゼントとして、 そして 「七わのからす」 は、 長男のディーターへそれぞれ贈られました。 やがて四 人に贈られたこれらの絵本は、ホフマン家の子どもたちを楽しませた後、 世界じゅうの子どもたちに愛される絵本となりました。 絵本の歴史を振り返ると、 いろいろな思いから絵本がつくられていたことがわかります。 古典といわれ、今も読み継がれている絵本の中には、父親がわが子へ贈ったものがいくつもあります。 フェリックス・ホフマンの絵本も、 まさに、 父から子への贈り物でした。 いつの時代も、絵本に託した強い思いがあり、 子どもを思う気持が強ければ強いほど、その絵本は読み継がれていくのでしょう。 「おおかみと七ひきのこやぎ」 のお母さんやぎや、 「ねむりひめ」に出てくる大きな手で子どもを抱く王様は、どれも親のやさしさ、たくましさを深く感じさせてくれます。親とは、すばらしいものです。 本書は、1998年に出版した図録をもとに、ホフマン家に残る資料を新たに加え、ホフマンの生誕100年を記念して編集しました。 絵本画家としてのフェリックス・ホフマンと、数多く残るステン ドグラスや壁画等も含めた芸術家としての彼の仕事の一端を紹介するとともに、父親としてのフェリックス・ホフマンをより深く知ってもらえる事になれば大変うれしく思います。 小さな絵本美術館 武井利喜 (本書の「はじめに」より) コンディション:B カバー上部折れ、擦れ。背上部折れ。 コンディションについて A: 新刊並みにきれい。 B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。 C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。 D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。 E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。

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