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時間の園丁

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種別: 古本 タイトル: 時間の園丁 著者: 武満 徹 出版社: 新潮社 発行年: 年 説明: 初版。 (本書の帯の説明文) 二十世紀音楽に偉大な足跡を残し、世界中の音楽愛好者に惜しまれつつ逝去した、作曲家・武満徹。その洗練の極みを尽くした美意識と峻厳な批評精神を余すことなく示した最後のテクストを纒める。 (本書の「あとがき」より) あとがき  ものを考えるうえで言葉との交渉は避けられない。   音を通して考える場合でも言葉と没交渉というわけにはいかない。  私の場合は音楽(作品)の構造、その全体と細部に顕れる私の考えを明瞭に縁どるために、言葉による検証が必要なのだ。  そして、感覚的決定に委ねる。  私の音楽の表題もそうしたプロセスのなかで見出される。したがって、詩的雰囲気などと関係はない。  言葉と付き合うことは、私にとっては、だがけっして楽なことではない。時に苦行のように感じられることさえある。 正確な一語一音を見出すことのむずかしさは、しかも歳とともにその度合を深め訓練と思って始めた毎日新聞の連載 (『時間の園丁」)も、滞りがちで、そのうえ昨年は思いがけず大病を患い、残念ながら継続を断念せざるをえなかった。  今回のエッセイ集はその「時間の園丁』を主に、機にふれて書いた短文によって編んだ。  これまでの私のエッセイ集を担当され、つねに有益な助言をいただいた吉武力生氏が、この度編集の現場を去ることになり、氏を引継いで新鋭、矢野優氏が担当して下さることになった。おふたりに深く感謝します。  そして、私をつねに刺激しつづけるすぐれた芸術家であり、また得難い友である、 宇佐美圭司氏の今回もまた素晴らしい装幀と装画に心からお礼を申し上げます。 武満徹 コンディション:C 帯あり。カバー上部折れ、擦れ、傷。背上部折れ。三方しみ。ページ縁焼け。 コンディションについて A: 新刊並みにきれい。 B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。 C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。 D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。 E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。

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