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(Soleil松陰神社前)カワハギの肝

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種別: 古本 タイトル: カワハギの肝 著者: 杉浦 明平 出版社:  六興出版 発行年: 昭和54年 説明: 肝醤油でいただくカワハギはとても美味しくて、思いだすたびに食べたくなります。 (以下、本書より) あらゆる魚の肝の中で一ばん味のいいのは、カワハギの肝ということに落ちつくのではあるまいか。 カワハギは、鱗がザラザラの小鱗化して、いわゆる鮫肌で厚く、その青みをおびた皮を剥いで食べるから、その名がつけられたが、同じ仲間に顔の長いウマヅラもいる。しかしわたしの地方では、分類学的には科を異にするが、やはり角甲質の皮を剥いで煮るギマの中にカワハギを含めて、ともにギマと呼んでいる。ギマの方がカワハギより細長く白っぽいけれど、白い淡白な肉といい、甘味のある肝といい、同族といってもいいくらいだ。ただ、ふたつを比べれば、 カワハギの方が肉も肝もいくらか上等らしく、ふつうのギマにたいして漁師はこれをモチギマと呼んでいる。モチという形容詞は餅肌、モチ栗(栗の中で上質のもの)というように、しっとりとしてうまみが多いことを示しているのであろう。ところで、このギマ類は、八月末になると五、六センチの小さなのが、ザザ(マダイの一年子)とともに打瀬網にいっぱい入って、肥料にされる中から、いくらか大きめのを拾い出して食べたものだ。そして十月末には十センチあまりに成長する。 コンディション:C カバー上部折れ、擦れ、汚れ。背上部傷み。角傷み。天焼け。ページ焼け。最後の見返しに古本値段シール剥がし跡あり。 コンディションについて A: 新刊並みにきれい。 B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。 C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。 D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。 E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。

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