
種別: 古本
タイトル: 天文屋渡世
著者: 石田五郎
出版社: みすず書房
発行年: 2011年
説明:
夜空を見上げ、星を見る喜びを知り得た人は、それだけで生きる甲斐がある。そう教えてくれたのが「天文屋」石田五郎。戦時下の灯火管制で、江戸の闇を取り戻した東京の星空に見ほれ、星を見つめ続ける男になった。昭和期における天体観測のメッカ、岡山天体物理観測所の副所長として、夜空にはりつき、何億光年彼方の小さな輝きを追い求めたのである。古今の詩歌を口に転がし、地上に下りれば、歌舞伎、能狂言を嗜む教養人でもあった。理系と文系のこのうえない絶妙な結合が、珠玉の随筆集『天文屋渡世』のあちこちに確かめられる。今夜も見上げれば石田が求めた星が光り、手に『天文屋渡世』がある。われわれは幸せである。
(出版社説明文)
コンディション:B
帯あり、カバー上部折れ、ほかほぼ新刊
コンディションについて
A: 新刊並みにきれい。
B: カバーの折れや擦れがある。ページの焼けはない。
C: カバーの折れや擦れが目立つ。ページの縁周りに焼けがある。しみや汚れがある。
D: カバーの折れ、擦れが目立つ。ページ全体が焼けている。しみや汚れが目立つ。
E: カバーの折れ、擦れ、汚れ、破れが目立つ。ページ全体の焼けが強い。しみや汚れが著しい。